東北地方の火山 [分布|概説-1-概説-2-

東北地方の火山[分布]

東北地方の活火山

東北地方の活火山(概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動がある火山:全国で108火山)の分布

東北地方には18の活火山(地図中の▲)があります。東北地方の火山は関東や九州の火山と比較して、目立った活動が長期間にわたって見られない(静穏期が長い)為に、『火山の近くに住んでいても火山だと認識していなかった』り、『もう噴火しないと思っている』人も多いかもしれません。また、観光地になっている為、『噴火するなんて考えたくもない』といった人もいるかもしれません。しかし、歴史をひも解けば、有史以降における日本で最も大規模な噴火は、十世紀の十和田火山の噴火であると言われていますし、1888年の磐梯山の噴火(水蒸気爆発)では、山体が崩壊し、檜原湖等の裏磐梯の湖沼群を形成する等、大規模な活動が起こっています。今現在、表面上活動が見られないからといって、将来にわたって噴火しないとは決して言えないのです。東北地方の活火山には、磐梯山の他にも山体崩壊を繰り返し起こした火山が多く、ひとたび大規模な活動が起これば、被害は甚大なものとなります。自然地震を用いたトモグラフィーでは、マントルウェッジ中に火山フロントに向かって、高温で部分溶融している上昇流と解釈出来る低速度域がイメージングされています。